ケーススタディー

CASE1 難易度1

下顎前歯部叢生の改善

患者73歳 男性
主訴下顎義歯の再製(リンガルバーが前歯部舌側の歯槽堤に当たって痛む)
口腔内所見
  • 上顎臼歯部は挺出を起こしている。
  • 両側遊離端義歯が装着されている。
  • リンガルバーが下顎舌側歯槽堤を圧迫している。
  • 下顎前歯部に叢生がある。
  • アングルⅠ級 オーバーバイト2.5mm オーバージェット2.5mm
治療方法
  • 上顎臼歯部の咬合圧により両側遊離端義歯が沈下するため義歯が回転し、リンガルバーが舌側歯肉に当たっている。
  • 当たっているリンガルバーをバッキングを施した新義歯に変更するため、下顎前歯部を整列する。
  • 補綴処置:下顎欠損部金属床義歯

MTMフローチャート

CASE2 難易度2

上顎側切歯舌側転位と下顎前歯部叢生の改善

患者21歳 女性
主訴上顎側切歯の舌側転位、下顎前歯の叢生の改善
口腔内所見
  • 上顎左側臼歯部に既存のブリッジが装着されている。
  • 前歯部は上顎側切歯が舌側に転位し、ディープオーバーバイト。
  • 臼歯関係はⅡ級で、上顎前歯は若干舌側傾斜し、Ⅱ級2類の状態である。
  • アングルⅡ級 オーバーバイト4mm オーバージェット4.5mm
治療方法
  • 全顎的な矯正治療の必要性を説明したが同意を得られず、短期間に叢生の改善を行うこととした。
  • 上下顎前歯部にARSを行ってスペースを確保し、整列を行う。
  • 既存の咬合状態はなるべく変化させない。

MTMフローチャート